低用量ピル使用で生理痛の鎮痛剤が不要に、消退出血は?

生理中の下腹部が痛みや頭痛、腰痛に悩みを抱えている女性は多く、痛みが強い時には仕事や家事に支障が出ることがあります。痛みの強さには個人差がありますが、寝込んでしまったり鎮痛剤を使ったりするほど痛みが強く出る症状を月経困難症といいます。月経困難症の症状としては生理痛やイライラ、吐き気や下痢などがあります。このような時には低用量ピルを飲むと症状が軽くなり、生理の不快感から解放されます。低用量ピルは避妊薬のイメージが強いですが、月経困難症にも有効で鎮痛剤を飲む必要がなくなります。月経困難症が起きる原因は、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンという物質が原因です。プロスタグランジンは子宮を収縮させる働きがあり、分泌量が多くなると痛み強くなります。プロスタグランジンは血液によって体中に運ばれる為、頭痛や吐き気や下痢といった症状が起きるのです。このプロスタグランジンの分泌量を増やしてしまうのが子宮内膜にある黄体ホルモンです。黄体ホルモンの働きを抑制すればプロスタグランジンの分泌量が増えることはありません。低用量ピルには、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれています。低用量ピルを飲むことでホルモンバランスの乱れが正常に戻り、プロスタグランジンの分泌量が抑制されて痛みが治まります。低用量ピルは生理周期に合わせた服用方法になっています。21日間薬を飲んだら7日間薬の服用を止めることを繰り返して避妊効果があります。この休止期間に消退出血と呼ばれている出血があります。消退出血は通常の生理のような本格的なものでは無く、出血量は少量です。消退出血は自然に消えていくものですから心配する必要はありません。生理の度に鎮痛剤を使っている方は、低用量ピルを飲むことで痛みが改善されていきますのでお勧めです。

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